全国学力テストという行事は、毎年全国規模で行われているが、都会と地方の格差が激しいことは毎回指摘されています。この結果が示していることは、地方に優秀な教育者が少ない、ということの裏付けになると思う。特に、大人であれば最低限出来る「読む」能力や「計算」する能力に欠けている子供が見受けられるのは、学校教育が生徒に対して満足な教育を行えていないということに他ならない。このような生徒に対して「最低限の学習」を行うための学習支援を、自治体やボランティアが行ってあげればいいのではないだろうか。例えば休日に、本の読み聞かせ会や音読する会を開いてあげることもできるし、スーパーなどで買い物するときに困らないように、最低限の計算を行わせる勉強会を開いてあげることも可能だろう。教師の教育能力が下がっていると言われる昨今、未来の子どもたちのために、教育のアマチュアが立ち上がらなければいけない。